2020年 9月
第3回定例会が終わりました
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第3回定例会議決結果及び議員別表決結果
町田茶道会
半年ぶりの月例茶会。コロナの影響で、人数を制限し、お茶は飲まず、雰囲気を味わうお茶席でした。青木先生が設えを事細かに説明してくれたので、飽きることなく場を楽しめ、お茶を飲みたい気持ちが高まりました。写真は青木先生と。
町田市基本構想・基本計画調査特別委員会が開催されました
本日、基本構想・基本計画調査特別委員会が開催され、委員会提出議案に記載する意見がまとめられました。14日までにそれぞれの議員が5項目程度の意見を提出することとなっており、本日各議員から提出された意見を集約しました。基本計画の中でも大項目(政策)と中項目(施策)の部分の追加修正ということで、文言としてはかなり抽象的です。私は以下の5つを政策・施策として提出しました。
政策
SDGsに連動するまちになる。
施策
コロナ禍を経た次世代の環境をつくる。
起業・アントレプレナーを応援する。
とかいなかを感じられる環境をつくる。
多摩都市モノレールの延伸を最大限活用できる環境をつくる。
SDGsの視点は他の政策との紐付けが難しいため、独立した政策として取り入れるよう提出しました。起業の視点は通常であれば小項目(取組)に属しますが、町田市では力を入れている項目でありあえて施策に入れ込んだ方がよいと思い提出しました。言葉として尖らせたいという趣旨でアントレプレナーという言葉を選択しました。市長は町田市をPRする際、都会の要素と自然環境のよさという田舎の要素が共存する町田の魅力をとかいなかとして情報発信をしているとおっしゃられていました。その視点を基本計画にも入れ込む必要があるだろうと思い、とかいなかの視点を提出しました。多摩都市モノレールは2032年までに完成させたいという意気込みで町田市は進めています。そうすると基本計画の期間である2022年から2031年はとても重要な10年となります。その意味で、施策として打ち出した方がいいだろうと考え、施策として提案しました。
→ 委員会を経た結果
SDGsの視点については、私と星委員、佐藤委員が取り上げており、この3人では政策として入れたいと提案しましたが、政策に入れるという観点では委員全員の一致を見ず、総括意見として「SDGsの視点を取り入れられたい」という形になりました。
新型コロナウイルス感染症についての視点については、私と木目田委員、殿村委員が取り上げており、それぞれ新型コロナウイルス感染症についての視点でも、私は「テレワークを含めたデジタル化」「作業の効率化」などの分野まで幅広く取り入れたいという意見、殿村委員は「新型コロナウイルス感染症から市民の命とくらしを守る」という視点、木目田委員は「新型コロナウイルスに限らず感染症対策」の視点とそれぞれのニュアンスが違っていました私の視点だと施策がブレてしまうということで、「感染症から市民を守る」という施策の文言で調整し、委員会でも一致を見ました。
起業の視点は、私と木目田委員、戸塚委員が取り上げており、他2人の委員も取組ではなくもう一階層上の施策に入れるべきという部分で一致していました。表現は尖らせるよりも、幅広く受け入れられるものがよいとのことで、産業振興計画にある「チャレンジ」「立ち上げる」「拡げる」「つなぐ」の言葉を用い、施策になじむ表現に変更しました。
とかいなかについては、反対意見がなく、賛同を得られました。
多摩都市モノレールの視点については、ほぼ全委員の賛同を得られましたが、そもそも論として多摩都市モノレールの計画に賛同していない会派・委員がいるため一致を見ず参考意見として送付されることとなりました。
委員から提出された47本の意見は、以下の9本にまとめられ、残りは参考意見として送付されます。
総括
(1)地域の魅力向上・活性化の視点を取り入れられたい。
(2)SDGsの視点を取り入れられたい。
(3)若者が住みたい、住み続けたいと思われるという視点を取り入れられたい。
(4)緑豊かな自然環境で、高齢になっても住み続けられるまちをつくる視点を取り入れられたい。
政策
(5)いつでも・どこでも・誰でも学べる教育環境を充実させる。
(6)立ち上げる・拡げる・つなぐチャレンジを応援する。
(7)とかいなかを感じられる環境をつくる。
(8)認知症等になっても地域で安心して暮らせるまちをつくる。
(9)感染症から市民を守る。