2018年 3月
第1回定例会が終わりました
市長提出議案1号〜54号は可決されました。
議員提出議案1号〜4号は否決、
第5号→第7号議案(一般会計予算)に対する附帯決議は可決、
第6号→(大西議員の)一般質問に関する発言の取り消しを求める決議は可決
附帯決議は以下の通り
1.歳出、款8.土木費、項3.都市計画費、目8.公園緑地費のうち、野津田
公園費として計上された『観客席増設実施設計委託料』に係る、整備工事費の『町
田市負担』予定額は、未だ過大である。市民に対しJ1基準のスタジアムにする
意義を広範に理解を得る情報提供の徹底と共に、以下の手法等により、最大限に
『町田市負担』分を圧縮することを求める。
・ 国、東京都、関係団体等の各種補助金等の探求
・ 当該サッカーチーム運営会社の興業主としての努力(資金面等)勧奨
・ 民間資本(スポンサー増強、ネーミングライツ等)の活用
・ 当該事業における費用対効果を最大限にする投資額の適正化
野津田の陸上競技場の観客席増設を既存の10,812席から15,500席に増設、整備工事費が当初58.8億円かかる予定が48億円に圧縮されたとの説明。しかし費用対効果としては改善の余地があり、議会として附帯決議をつけた。
駅頭継続中!
町田駅3ヶ所、鶴川、玉川学園前駅、成瀬駅、南町田駅を2〜3週間かけて回ってます。
新公会計制度の活用方法の提案が通りました
これまで議会では何度も新公会計制度(課別・事業別行政評価シート)について取り上げております。財政は市政運営の根幹であり、そのあり方がとても重要だからです。それぞれの部署が事業ごと、施設ごとに総体を捉え、経営的な考えを徹底し、発想の転換、業務の効率化などで、厳しい財政状況の中で最大限の効果を発揮させる。その仕組みを作りたいという思いがあります。その中で、抽象的にさせないこと、数値管理をすること、事業の検証することを徹底し、活用の幅を広げることを提案しています。例えば、これまでの課別・事業別行政評価シートでは、事業の課題として「満足度を高められるよう努めてまいります。」のような記載がありました。満足度に関するアンケートでも実施しない限りは職員の主観的な感覚でしかありません。つまりは、満足度を把握するのであれば、リピート率であったり、来場者数の増加であったりと、客観的な数値による把握が必要となります。今回の一般質問では、事業ごとに明確な数値目標の設定と達成状況の把握、その検証を行う仕組みを作るよう求めました。答弁では、事業ごとに数値目標を設定する。目標の検証として、目標達成に向けた取り組みを設定するとのことでした。これまでの継続的な提案により、答弁は満額回答となりました。その仕様についてはこれから決めていきます。9月に行われる第3回定例会での決算審査にて決算書であるこの課別・事業別行政評価シートが利用されます。どのような表記になるのか、活用の幅が広がることを期待したいと思います。