2016年 4月
一般質問 施設の運営管理について(6)
受益者負担の適正化に関する基本方針でその基準を見ますと、① 区分Ⅰ…基礎的で民間で類似サービスの提供がないもの 受益者負担率0%(道路、公園、図書館など)、② 区分Ⅱ…基礎的で民間で類似サービスの提供があるもの(学童保育クラブ、祭壇使用料など)受益者負担率50%、③ 区分Ⅲ…選択的で民間で類似サービスの提供がないもの(公民館、地域センター、体育館、講習会参加費など) 受益者負担率50%④ 区分Ⅳ…選択的で民間で類似サービスの提供があるもの(プール、テニスコート、駐車場、自然休暇村など) 受益者負担率100%ということであります。
この%を算出する際の、算出方法について確認しました。
というのも、例えば、「球場・コート施設事業」で、これは成瀬クリーンセンターテニスコートと三輪みどり山球場の管理ですが、利用率が2012年から、テニスコートが88%→86%→88%、三輪みどり球場が56%→50%→50%、利用収入が2,771万→2,677万→2,618万と減っているものの大きな減少はありません。
方や受益者負担率を見ると46.9%→47%→37.1%と大きく下がっていました。
一般質問 施設の運営管理について(5)
指定管理の目的は経費の削減という意味合いもありますが、民間の活力を導入するという観点があるかと思います。
そのしっかりやっているかの判断について、実際の指定管理者の管理運営状況について確認しました。
2014年度においては、指定管理評価対象が92施設、評価結果はS~Dの5段階でして、評価S(特に優れている)は0、評価A(良好である)は20、評価B(要求水準通り)は71、評価C(良好ではない)が1、評価D(大きな課題がある)は0。となっています。
Cという評価があったので、そこを確認しますと、職員配置において不足が見受けられたということでありました。
Cがあることで、逆に、市として評価・管理はしっかりしているのかなと思うところですが、市は、指定管理者の管理運営状況をどのように把握し、管理運営上の課題があった場合にどのような対応をしているのでしょうか。
一般質問 施設の運営管理について(4)
町田市公共施設等総合管理計画で公共施設等を管理していくことにより、これまでと手法を大きく変えていくということ、また長期スパンということですが、後ろにしわ寄せが来て、急激に財源不足になるということのないよう、分析の結果を踏まえたうえで、短期・中期・長期で管理運営を要望しました。
次に管理運営において、運営主体についてですが、2003年の制度改定から、指定管理となって、2008年度、指定管理者制度の本格的な運用期に入ったことから、当初の制度導入に焦点を当てた方針を見直し、選定過程の透明性・公平性を確保するために外部の有識者の関与を入れることなど見直しをして、2008年6月に新たに「町田市公の施設の指定管理者制度の基本的方針」を策定しております。
この指定管理について、どういう段階・基準で指定管理を導入していくのかを確認しました。