2016年 4月
一般質問 施設の運営管理について(9)
受益者負担率をただ掲載しているというだけでなく、活用出来る形にして頂きたいと要望しました。
そういう意味では、比較分析表の中にも受益者負担率を掲載して頂けるとより活用が出来るように思います。
そして、受益者負担の見直しについては、包括外部監査の指摘事項の対応として、毎年5月に受益者負担の状況を確認する「受益者負担適正化調査」を実施し、各所管部に見直しを促す仕組みを構築していくとあるのですが、どの程度機能しているのでしょうか。
例えば薬師池公園の公園駐車場などの話はこの中でどう対応していることになっているのか。
基本方針はある、適正化する仕組みもある。でも例外であるのでやらないという、ダブルスタンダートになってしまっているのではないかと感じてしまうのですが、しっかり機能しているのでしょうか。
一般質問 施設の運営管理について(8)
答弁においては、受益者負担率が一致しない場合があるとのことですが、基本方針の基準の具体例としてテニスコートや体育館は上げられていますので、そもそもの根底が崩れてしまいかねないような気がします。
そうなると、この数値が有名無実化してしまわないかと不安になるわけでありますが、実際に、この受益者負担率の数値をどう活用しているのか、どう比較分析を行っているのか。
この点を確認しました。
一般質問 施設の運営管理について(7)
大規模修繕ではないにせよ、野球場の安全対策及び施設維持のための修繕及び工事を行った ため、8,276千円の増加し、受益者負担率が減少したとのことでした。
維持管理費は対象経費となるので大きくなったということです。
こういう点は、注釈があるとわかりやすいので、きめ細やかな対応をお願いしました。
次に、実際の受益者負担率について確認しました。
例に出したテニスコートは、受益者負担基準の区分でいうと4にあたるので、100%でなければなりませんが、37%、他にも、体育館は区分でいうと3にあたるので受益者負担率50%でなければなりませんが、受益者負担率11.7%、しかも体育館は利用率が91%あるので、これは100%になったとしても50%には到達しません。
この受益者負担率について、受益者負担の基準と実数の乖離についての考え方について確認しました。