2016年 3月
2016年第1回定例会 一般質問 業務委託(2)
一投目に対する答弁では、競争性・透明性の確保を図っているとのことでした。
しかし包括外部監査の指摘事項を見ていますと、
「一般競争入札及び指名競争入札で落札率が100%となっている理由を個別に調査したところ、参考見積を徴取した相手先が参考見積額で入札したためとする事案が見受けられた。参考見積徴取先と指名先が重なり、かつ落札率が100%となった事案について、翌年度入札にあたって参考見積書徴取先を競争入札参加資格者以外とするなど、入札のあり方を見直すことも必要である。」とあります。
また他の指摘事項では「本委託業務は一者応札となっている。応札者は本件設備の製造元の特約店であることから、町田市としては、他の事業者よりも技術的、また、部品等の安定供給面でも有利と判断している。しかしながら、なぜ一者からしか応札がないのか、なぜ他の特約店からの応札はないのか、特約店のみが業務を安定的・確実に行えるのか」など、落札率100%や一者応札についての指摘がありました。
このことについての考え方を問いました。
質問に対する答弁はこちら
白川哲也一般質問録画放映
2016年第1回定例会 一般質問 業務委託(1)
今回の一般質問は「業務委託について」「施設の管理運営について」の2項目行いました。
それぞれ、2014年、2010年に包括外部監査で選定された項目です。
まず業務委託についてですが、町田市では、2012年度の一般会計の決算ベースをみると、歳出総額 1,354億円のうち委託料は253億円、約2割を占めております。
包括外部監査においては、町田市の行う委託に関する事務の執行が法令規則に準拠して適正に行われているかどうか、委託内容について請負契約と労働者派遣契約との違いに配慮しているかなど、様々な視点で監査・チェックがなされています。
そのような様々な視点、指摘事項の中で、特に重要だと思われる以下の3点を確認しました。
(1)競争性・透明性の確保の考え方は。
(2)予定価格の積算方法の考え方は。
(3)委託の検証・評価(モニタリング)はどうしているのか。
質問に対する答弁はこちら
白川哲也一般質問録画放映
中国製「東芝電気釜」
中国人観光客の爆買い対象に電気釜があります。
全人代では、スマホ市場の首位を行くシャオミ(小米)の創業社長が「我々には米が踊る釜は造れない」と発言したと話題となりました。
東芝の白物部門が中国に身売りとの報道されていますが、政府は技術流出を放置するのでしょうか。
中国製の「東芝電気釜」が逆輸入されてからでは間に合いません。