お知らせ
町田市基本構想・基本計画調査特別委員会が開催されました
本日、基本構想・基本計画調査特別委員会が開催され、委員会提出議案に記載する意見がまとめられました。14日までにそれぞれの議員が5項目程度の意見を提出することとなっており、本日各議員から提出された意見を集約しました。基本計画の中でも大項目(政策)と中項目(施策)の部分の追加修正ということで、文言としてはかなり抽象的です。私は以下の5つを政策・施策として提出しました。
政策
SDGsに連動するまちになる。
施策
コロナ禍を経た次世代の環境をつくる。
起業・アントレプレナーを応援する。
とかいなかを感じられる環境をつくる。
多摩都市モノレールの延伸を最大限活用できる環境をつくる。
SDGsの視点は他の政策との紐付けが難しいため、独立した政策として取り入れるよう提出しました。起業の視点は通常であれば小項目(取組)に属しますが、町田市では力を入れている項目でありあえて施策に入れ込んだ方がよいと思い提出しました。言葉として尖らせたいという趣旨でアントレプレナーという言葉を選択しました。市長は町田市をPRする際、都会の要素と自然環境のよさという田舎の要素が共存する町田の魅力をとかいなかとして情報発信をしているとおっしゃられていました。その視点を基本計画にも入れ込む必要があるだろうと思い、とかいなかの視点を提出しました。多摩都市モノレールは2032年までに完成させたいという意気込みで町田市は進めています。そうすると基本計画の期間である2022年から2031年はとても重要な10年となります。その意味で、施策として打ち出した方がいいだろうと考え、施策として提案しました。
→ 委員会を経た結果
SDGsの視点については、私と星委員、佐藤委員が取り上げており、この3人では政策として入れたいと提案しましたが、政策に入れるという観点では委員全員の一致を見ず、総括意見として「SDGsの視点を取り入れられたい」という形になりました。
新型コロナウイルス感染症についての視点については、私と木目田委員、殿村委員が取り上げており、それぞれ新型コロナウイルス感染症についての視点でも、私は「テレワークを含めたデジタル化」「作業の効率化」などの分野まで幅広く取り入れたいという意見、殿村委員は「新型コロナウイルス感染症から市民の命とくらしを守る」という視点、木目田委員は「新型コロナウイルスに限らず感染症対策」の視点とそれぞれのニュアンスが違っていました私の視点だと施策がブレてしまうということで、「感染症から市民を守る」という施策の文言で調整し、委員会でも一致を見ました。
起業の視点は、私と木目田委員、戸塚委員が取り上げており、他2人の委員も取組ではなくもう一階層上の施策に入れるべきという部分で一致していました。表現は尖らせるよりも、幅広く受け入れられるものがよいとのことで、産業振興計画にある「チャレンジ」「立ち上げる」「拡げる」「つなぐ」の言葉を用い、施策になじむ表現に変更しました。
とかいなかについては、反対意見がなく、賛同を得られました。
多摩都市モノレールの視点については、ほぼ全委員の賛同を得られましたが、そもそも論として多摩都市モノレールの計画に賛同していない会派・委員がいるため一致を見ず参考意見として送付されることとなりました。
委員から提出された47本の意見は、以下の9本にまとめられ、残りは参考意見として送付されます。
総括
(1)地域の魅力向上・活性化の視点を取り入れられたい。
(2)SDGsの視点を取り入れられたい。
(3)若者が住みたい、住み続けたいと思われるという視点を取り入れられたい。
(4)緑豊かな自然環境で、高齢になっても住み続けられるまちをつくる視点を取り入れられたい。
政策
(5)いつでも・どこでも・誰でも学べる教育環境を充実させる。
(6)立ち上げる・拡げる・つなぐチャレンジを応援する。
(7)とかいなかを感じられる環境をつくる。
(8)認知症等になっても地域で安心して暮らせるまちをつくる。
(9)感染症から市民を守る。
総務常任委員会が開催されました
9月9日、10日、16日に総務常任委員会が開催されました。
9月行われる第三回定例会は決算審査もあります。以下、提出した意見です。
総務部
・時間外労働については、月45時間、年360時間までの原則を守られたい。
・市職員の健康が損なわれることのない人員配置体制の強化を図られたい。
・紙削減に対する意識の向上、紙を利用しない環境の整備を行い、さらなる紙の削減を図られたい。
・新公会計制度のさらなる活用と、活用によるさらなる業務効率化を図られたい。
政策経営部
・課別事業別財務諸表においては、作成意図のわかる図表の作成を徹底されたい。
・シティプロモーション事業については、費用対効果がわかる評価を取り入れられたい。
・広報まちだについては、今まで以上にスマホ・タブレット端末で購読される仕組みを検討されたい。
経済観光部
・既存事業者への経済施策に加え、起業・事業承継の支援を強化し、市内産業が衰退することのないよう取り組まれたい。
・町田市文化交流センターについては、受益者負担割合100%を目指し、利用者数・稼働率の向上、さらなる経費の削減に取り組まれたい。
・薬師池公園四季彩の杜等への観光については、市民・生活圏者の利用だけでなく、観光入込客数増加を意識した取り組みを強化されたい。
・ふるさと農具館・七国山ファーマーズセンターについては、利用者数が下落の一途を辿ることのないよう、集客力を向上させる取り組みを図られたい。
財務部
・ふるさと納税については、市民税控除額と町田市への寄附額の差額が開かぬよう、町田市への寄附が進む方策を講じられたい。
・物品の購入に関して、町田市内事業者への配慮に努められたい。
・社会情勢を鑑みながら、収納率が極力下がらぬよう不断の努力をされたい。
・市有財産の活用・売却については、より一層強化されたい。
・市の所有する車両については、売却時期・買い替えのタイミング、リースへの変更等、よりメリットが出るよう図られたい。
・建物の改修に関して、町田市公共施設再編計画及び町田市公共施設改修計画の進捗状況や施設の劣化に応じて見直された中期修繕計画をわかりやすく示されたい。
→物品購入に関する意見は森本委員の意見に集約されました。
町田市文化交流センターの意見は多数、その他は全員一致で意見が附されました。
一般質問通告をしました(第3回定例会)
一般質問は新型コロナウイルス感染症禍における対策について5項目通告しました。(1)来年度以降の予算の考え方は。(2)市民病院における現状と課題は。(3)市内経済・雇用への対応は。(4)観光施策の考え方は。(5)感染者数の状況についての見解は。