町田市議会議員　白川哲也［公式ホームページ］

東日本大震災から5年

26兆円の復興予算を組みながら、まだ17万人が避難生活。

被災地では「復興は進展していない」という見方が支配的です。

被災後直ちに使途自由の復興交付金を自治体に直接交付し、働ける被災者は全て復興事業に雇用とか、平時の予算システムにない非常措置をとっていれば、こうはならなかったはずです。

官僚によるつまみ食い、横流しで何兆円ものカネが消え、復興事業も誰もいないところに巨大防潮堤とかコストに見合わない事業ばかり。

政権が変わっても変わらないこの仕組みはいったいいつ変わるのでしょうか。

2050年80%削減

政府は2050年目標として温暖化ガス80％削減を打ち出す方向です。

パリ協定の劣等生、現状延長型の2030年26％削減からは異次元の大ジャンプ、技術的にも制度的にも異次元の革新が必要です。

しかし、わが国のお家芸を発揮して、逆算日程で走る覚悟があれば出来ないことはありません。

新たな成長戦力の柱に定めるくらいの覚悟を期待します。

財務省の犬と呼ばれた人

増税に反対して党を割った小沢さんへの恨みから、野党団結に水を差している野田元総理。

かつては財務省の犬と揶揄されていましたが、未だにその名の通りの動きをしているように感じます。

「民主党」を地に落ちるまでに追い込ませた反省がなさ過ぎると感じてしまいます。

さらに増子議員が参議院予算委員会で、総理に「政治家として、公約通り増税せよ」と迫ったのには、呆れはてました。

「増税延期で同時選挙」を封じるためと擁護意見もありますが、いかがでしょうか。