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一般質問 施設の運営管理について(2)
この項目の包括外部監査自体は2010年実施ですから既に5年以上が経過しております。
それだけ期間が経っていることもあり、指摘事項に対する改善実施の達成状況が9割を超えているという答弁がありました。
この当時とも状況も変わっているので、そのあたりも勘案して質問しました。
まず、施設の有効性を高めていくという観点においては、数値で管理していくということが有効であると考えます。これが民間であれば、施設(会社)の収支というものが前提にあるので、目標や結果も数値化して見えやすいですが、これが市の施設では難しい側面もあります。
ただ、この点は、課別・事業別行政評価シートにおいて、行政費用の計算であるとか、フルコストでの収支判断であったりだとか、見えづらい中でも、見えるようにしてアプローチをしているように思います。
こういう取り組みをしていても、施設の管理においては、大きく財源が不足が想定されている中で、今後の施設のあり方についてはどう考えていくのか。
一般質問 施設の運営管理について(1)
昨年の第3定例会においては、建物の老朽化という観点で建物施設の質問しましたが、今回は包括外部監査に合わせてもう少し幅広く、施設の管理運営という観点で質問しました。
町田市では、様々な施設を設置して管理運営を行っており、施設は市民に有効に利用され、適正なコストで管理運営されている必要があります。
2003年9月の地方自治法の改正により、「指定管理者制度」が導入され、地方自治体は施設の有効利用とコストの適正化について、より一層配慮する必要があり、問題点の発見とその改善を図っていく必要があります。
年々厳しさを増している町田市の財政状況下にあって、施設に係る行政サービスについては、サービスを提供するコストの総体的・実態的な把握が必要であるとともに、サービスを利用する市民と利用しない市民との間の負担の公平性や、税負担部分と利用者負担部分との負担割合の均衡等、いわゆる受益者負担の適正化への配慮が重要となります。
そこで、包括外部監査の指摘に沿いながら、以下の3点について質問しました。
(1)施設の有効性の考え方は。
(2)管理運営コストの適正性の考え方は。
(3)受益者負担の考え方は。