ブログ
一般質問 施設の運営管理について(8)
答弁においては、受益者負担率が一致しない場合があるとのことですが、基本方針の基準の具体例としてテニスコートや体育館は上げられていますので、そもそもの根底が崩れてしまいかねないような気がします。
そうなると、この数値が有名無実化してしまわないかと不安になるわけでありますが、実際に、この受益者負担率の数値をどう活用しているのか、どう比較分析を行っているのか。
この点を確認しました。
一般質問 施設の運営管理について(7)
大規模修繕ではないにせよ、野球場の安全対策及び施設維持のための修繕及び工事を行った ため、8,276千円の増加し、受益者負担率が減少したとのことでした。
維持管理費は対象経費となるので大きくなったということです。
こういう点は、注釈があるとわかりやすいので、きめ細やかな対応をお願いしました。
次に、実際の受益者負担率について確認しました。
例に出したテニスコートは、受益者負担基準の区分でいうと4にあたるので、100%でなければなりませんが、37%、他にも、体育館は区分でいうと3にあたるので受益者負担率50%でなければなりませんが、受益者負担率11.7%、しかも体育館は利用率が91%あるので、これは100%になったとしても50%には到達しません。
この受益者負担率について、受益者負担の基準と実数の乖離についての考え方について確認しました。
一般質問 施設の運営管理について(6)
受益者負担の適正化に関する基本方針でその基準を見ますと、① 区分Ⅰ…基礎的で民間で類似サービスの提供がないもの 受益者負担率0%(道路、公園、図書館など)、② 区分Ⅱ…基礎的で民間で類似サービスの提供があるもの(学童保育クラブ、祭壇使用料など)受益者負担率50%、③ 区分Ⅲ…選択的で民間で類似サービスの提供がないもの(公民館、地域センター、体育館、講習会参加費など) 受益者負担率50%④ 区分Ⅳ…選択的で民間で類似サービスの提供があるもの(プール、テニスコート、駐車場、自然休暇村など) 受益者負担率100%ということであります。
この%を算出する際の、算出方法について確認しました。
というのも、例えば、「球場・コート施設事業」で、これは成瀬クリーンセンターテニスコートと三輪みどり山球場の管理ですが、利用率が2012年から、テニスコートが88%→86%→88%、三輪みどり球場が56%→50%→50%、利用収入が2,771万→2,677万→2,618万と減っているものの大きな減少はありません。
方や受益者負担率を見ると46.9%→47%→37.1%と大きく下がっていました。