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トリクルダウンは空想?
個人増税、企業減税のアベノミクスは、山の天辺に水をまけばやがて下(中小、下請け、一般国民)に滴り落ちるというトリクルダウンで説明されてきました。
しかし所得や消費の指標は横ばい、潤っているのは大企業とそこに働く役職員と、俸給がこれに連動する公務員だけのようです。
そこへもってきて、経済指南役を自認する竹中平蔵氏が「トリクルダウンはない」と突如言い出し、ウソを認めたと批判されています。
ピケティ教授の警告どおりです。
総理が最近「分配」を多く口にするようになったことも、専門家の一部では「失敗の自覚」と受けとられています。
今が正念場です。
増税談合の反省なし
民主党政権時代、国庫予算は小泉→第1次安倍→福田→麻生政権当初(リーマンショック補正前)より11兆円膨らみ、増税に追い込まれました。
官僚権限が膨らんだだけで、国民に11兆円の実感はゼロ。
復興予算は数兆円の便乗、つまみ食い、横流し。
高齢化を膨張の理由にされた高齢者も「自然増は数千億円。10兆円以上は何処へ行ったのだ」と迷惑顔です。
財務省のやりたい放題、言いなりに増税談合を主導し、結果は「うそつき民主党」として国民の期待を裏切った責任を忘れては困ります。
軽減税率の財源問題で政府を攻めても、財務省のいやがらせにしか聞こえません。
あけましておめでとうございます!
あけましておめでとうございます!今年もよろしくお願いします。
さて、町田市議会議員2期目となり、半分が過ぎようとしています。
昨年の町田市の大きなトピックでは、南町田駅前の再開発計画が決まり、南地域の住所名称の変更も決まりました。
予算面では、一律シーリングでの予算の削減、学校関連予算の大幅な縮小がありました。
予算を組み立てていく上で、取捨選択が必要となっていきます。
歳入がほとんど増えていかない中で、歳出の需要は膨大に膨れ上がっています。
必要なものまで削らなくてはならない状況となっています。
高齢化は進み、建物は老朽化し、生活保護費も年々増加する中で、これから更に難しい舵取りが必要となります。
様々な意見に耳を傾けながら、どの選択肢がよりベターなのか、しっかりと判断しながら、今年も市政発展に向け取り組んでいきたいと思います。